記事を書くときのネタ出しの方法

不動産業の経営者の中には、毎日サイトの記事を書いているという方も多いと思います。

サイトに限らず、ニュースレターなどのお客様向けの媒体の記事を書いているという人も多いでしょう。

ところで、あなたは、記事等を書く際のネタはどうやって探していますか?

ネタを出すのに困っているという人はとても多いです。

「ネタさえ思いつければ書けるのに」と、悩んでいる人もとても多い。

ちなみに私は、一日1記事(一記事約1,500文字程度)のペースで、記事を書き続けています。

この一日1記事で、いちばん困るのがネタ出しです。

ネタさえ思いつければ、だいたい1時間で、1,000から2,000文字くらいの記事が書けるのですが、ネタが尽きると本当に苦しくなります。

そこで今回は、ネタが尽きないようにするために、私が普段行っている行動を発表したいと思います。

私のネタ出しの方法ですが、おおむね次の2パターンです。

①ふとした瞬間に思いついたネタを、すぐにスマホにメモしてストックしておく。
②自分が好きなサイトのタイトルを見て、自分の経験からこのタイトルなら記事が書けそうかを検討する。

①ふとした瞬間に思いついたネタを、すぐにスマホにメモしてストックしておくについて

記事のネタは、常に探しているのですが、だいたい電車か散歩中にで、ぼーっとしているときに思いつくことが多いです。

とっさに思い付いたものですので、そのネタで記事が書けるかどうかはまだわかりませんが、とりあえずスマホにメモをしておきます。

アイデアというものは、思いつたら、その場でメモをしないとすぐに忘れてしまうので、メモは思いついたときにする習慣をつけましょう。

いつも忙しくし過ぎの人は、この「ぼーっとする時間」がない人が多いです。

特に努力家(多くの経営者の方がそうです)の人は、時間の隙間を嫌い、隙間があれば耳にイヤホンを突っ込んでインプットをしようとする人も多いので、ぼーっとする時間は、意識して作る必要があります。

②自分が好きなサイトのタイトルを見て、自分の経験からこのタイトルなら記事が書けそうかを検討するについて

誰でも好きなサイト(ブログ)の一つや二つあると思います。

自分の好きなサイトというのは、その人の主張が自分にとって有益だったり、自分の考えと合っているということなのでしょう。

私の場合、ネタに困るとお気に入りのサイトを見に行き、「そのサイトでアップされているタイトル」を見たります。

そして、「このタイトルであれば、自分でも記事が書けそうだな」と思えるものがあれば、そのテーマで記事を書いていくというやり方を取ったりもします。

当たり前の話ですが、そのサイトの記事を見て文章を書くようなことはしてはいけません。

と言いますか、そのサイトは、その人の経験から生み出された文章が掲載されていますので、仮に私がその人の記事の「タイトルからネタの着想」を得ても、結局は私の経験から生み出された記事ができあがりますので、記事の内容は全く違ったものになります。

ちなみにネットの世界では、他人の記事をコピペして記事を量産するという人が後を絶たないようですが、違法行為ですので、絶対にやってはいけません。

ただでさえ、不動産業界の人はコンプライアンス意識が低い人が多いといわれていますので、この点については特に気をつける必要があります。

そもそも自分の言葉で書いてないコピペの記事では、たとえその記事に反応してくれた人がいたとしても、実際に会えばすぐにボロが出てしまうでしょう。

なお、記事を書いてアウトプットをするためには、その前提として、アウトプットの2倍以上のインプットが必要だと思います。

その点、経営者であれば、過去に必死で仕事をしてきた経験がありますので、ネタさえ思いつければ、記事を書いて幾分には問題ないという方も多いと思います。

ただし、経営者でも文章を書き慣れていない方は、初めは書くという作業自体に苦労するでしょう。

もし、まだ記事を書きなれておらず、なかなか記事が書けないという方がいた場合も、初めの100記事くらいは練習だと思って、下手な文章でも書き続けるようにしましょう。

書き続けていれば、次第に文章は書けるようになってきます。

ちなみに、記事作成の頻度ですが、最低でも週2本以上とすると良いです。

週2本のペースであれば、100記事に到達するまでに約1年間とキリが良いですし、その間に文章力も上達すると思います。
そして何より、週2本ペースであれば、ネタ出しも簡単です。

継続力も鍛えられますので、記事を書く作業にはお勧めのペースです。

なお、社長が自分で文章を書くことをせず、社員に順番でブログを書かせているという会社もありますが、「従業員が会社に言われて仕方なく書いている記事など、ほぼ無意味」です。

従業員の多くは、社長ほど一生懸命仕事をした経験もなければ、日ごろから、仕事のことをいろいろと考えているわけでもありませんので、仕事に関するネタなどほとんど思いつきません。

結果として、どこにでもある、誰の役にも立たない記事がネット上に一つアップされるだけです。

ブログは社長か、社長に近い経営幹部(社長の右腕)レベルの人が書くようにしましょう。

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この記事を書いた人

・略歴:会社員時代、調査・契約部門のトップを6年間にわたって務め、直接かかわった売買は5,000件以上です。また、調査・契約の専門職員や営業社員を全国で100名以上育成しています。
・保有資格:宅建士、行政書士、簿記、FP、TOEIC等

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