お客様に気づいてもらったり、自分の想いを伝えたり、発言力を高めたりするためには、言語化する能力を高める必要があります。
でも、言語化する能力を高めるためにはどうすれば良いのか。
それは、とにかく発信することだろうと思います。
誰しも、何ごとも初めからうまくはできません。
したがって、練習をする必要があるのです。
その練習が、「とにかく発信すること」です。
現在では発信するためのツールなどいくらでもありますが、特に私がお勧めしているのが「ブログ」です。
これらのツールは簡単に始められ、すぐにアウトプットが可能です。
投稿頻度ですが、一日1投稿を目指すと良いです。
ですが、最初はなかなか難しいかもしれません。
その場合、週2回の投稿(年約100投稿)とすれば良いでしょう。
ただし、年100投稿ですと、言語化能力がアップするのにかなりの時間を要するでしょうし、挫折する可能性が高まると思います。
ただし、「やらないよりかはやった方が絶対に良い」ことだけは間違いありませんので、スタートするところまでは、必ずやりましょう。
なお、投稿の内容ですが「仕事に関係するもの」の一択です。
私のお客様の場合は不動産会社の経営者となりますので、不動産に関することであれば、ネタもたくさん持っているはずですので、書きやすいと思います。
また、仕事に関する投稿を定期的に続けていれば、知識のブラッシュアップにもなります。
投稿を続けていれば、その投稿を見て、新たにお客様になっていただける方が出てくる可能性もあります。
なお、記事の投稿(アウトプット)を続けるためには、日ごろからインプットをし続けなければなりません。
記事を投稿を続けるために、仕事に関する情報を積極的に取りにいくようにもなります。
また、何となく曖昧に実務処理していたものも、文字にするにあたって、調べ直す必要が生じることもあるでしょう。
そういう意味でも、仕事に関する記事を作成することは、とても有益です。
また、投稿を続けながら「文章の書き方」についても学んでいくようにしましょう。
文章の書き方で、学ばなければならないことは「いかに読まれやすく、相手に伝わりやすい文章を書くか」についてです。
この手の書籍は本屋にいけばたくさん出版されていますので、自分が読みやすいと思うものを一冊手に入れて熟読すると良いです。
ですが、大事なことは、文章の書き方について学ぶ『前』に文章を書き始めるということです。
ときどき「ひととおり勉強してから、ブログを始めようとする人」がいますが、このような人で実際に始める人は「ごくわずか(ほぼいない)」でしょう。
ブログは、そもそも初めの100記事くらいは、誰にも読まれないというのが通常ですので、どんどん投稿をしていきながら、文章の勉強をしていけば良いのです。
投稿をしても、いくらでも後で書き換えられますので、初期のころの文章がヘタでも全く問題はありません。
それどころか、初期のころの自分の文章と、数年経った頃の自分の文章を見返すと、自分でも成長が見えるので、うれしくなります。
最後に、文章作成のポイントを一つ書いておきます。
それは、自分のお客様の一人を思い浮かべ、その人に向けて文章を書いていくということです。
その人にとって「役立つ情報」を、「できるだけ分かりやすく説明する」つもりで書いていくことで、誰かの心に響く文章が書ける確率がグッと上がります。
一番やってはいけないのが「たくさんの誰かに向けた文章を書いてしまう」ことです。
その場合、誰の心にも響かない文章ができ上ってしまいますので、気をつけましょう。
ですが、一番のポイントは、繰り返しになりますが「まずは、とにかく始めること」です。