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従業員を適切に伸ばすために、社長があらかじめ用意しておきたいもの
多くの新人は仕事に対して消極的であることが多いです。 特に中小の不動産会社に入社してくるような新人は、年齢も30歳代半ばを超えていたりすると、その傾向も顕著だったりします。 なお、この場合の消極的とは、あまり発言等をしないということを指して... -
自分の目の届かないところにいる従業員の教育について
多店舗展開をするか否かは社長の考え方次第ですが、多店舗展開をすると「社長の目の届かないところに在籍する社員」が出てきます。 本日は、そのように離れた場所にいる社員の教育方法について説明します。 まず、前提のお話ですが、社員が目の届かない場... -
建築基準法第42条の道路についてのポイント
不動産の調査にあたって、道路は最も重要なポイントのうちの一つです。 今回は、この「道路の説明」をできるだけ分かりやすくするという意気込みで解説していきたいと思います。 1.そもそもなぜ道路の調査が必要なのか 重要事項説明書では、建築基準法に... -
従業員が不動産業界でどのようにしてお金を稼いでいくか
今回は、従業員という立場の人が、不動産会社でいかにしてお金を稼いでいくかについての話です。 これは不動産業に限らずですが、お金を稼ぐためには「貪欲にお金を求める姿勢」がなければいけません。 不動産営業として、中小企業の求人に応募してくる多... -
具体的な努力の方法について
努力をすることは難しい。 よって、努力ができること自体が才能だという人もいます。 確かに、スポーツや将棋のような勝負の世界で一番になるというような、圧倒的な努力を要するものには、才能が必要なのだと思います。 ですが、通常の仕事であれば、特別... -
賃貸仲介業から売買仲介業に進出したい場合
現在不動産賃貸仲介業をしている会社で、新たに不動産売買仲介業に進出したい会社もあると思います。 あるいは、勤務経験が賃貸仲介業しかないけれど、売買仲介業で独立開業をしたいという方もいると思います。 今回は、そのようにお考えの経営者(又は独... -
不動産社長のためのよろずお悩み相談室
現在、不動産会社の社長をしているあなたへ 不動産流通実務の専門家に、日々の実務での不明点や、経営、従業員の育成等についての相談をすることができます。 「日々何となく実務を処理しているが、この方法であっているのか不安」「会社を大きくしたいが... -
問題を誰に相談するかで、解決できるかどうかが決まる
人生において、又は仕事において問題が発生したとき、誰に相談しますか? 親友、親、兄弟等の近しい人に相談しているようでは、その問題はスムーズに解決されないことが多いです。 つまり、問題を抱えている人が、親友等に相談している時点で、本気で解決... -
社長が思う理想の社員像について社員は理解していますか?
社長と社員では仕事に対する意識が全く違います。 そのため、社長から見ると社員がふがいなく感じることもしばしばでしょう。 社長自身は、独立前の従業員時代、将来自分で不動産会社を経営することを目標にし、他の社員よりも優秀な成績を収めてきた人が... -
不動産業界で最小限のリスクで独立する方法
現在不動産会社に勤めている方の中には、将来の独立を視野に入れている方もいると思います。 今回はそのような人に参考にしていただきたい記事です。 まず、独立が絶対に成功するために必要な要件があるとすれば、次の3点があげられます。 ①無尽蔵にお金が... -
不動産業界とコンプライアンスについて
不動産業界でも近年コンプライアンスという言葉をよく耳にするようになってきました。 【ちなみにコンプライアンスとは、「法令順守」と訳されますが、法令だけ守っていればいいのかと言われれば、そうではなく、倫理等も含めて守っていく必要があります。... -
書類作成時のテクニックについて
不動産会社では、書類の作成時、公用文における漢字使用等を基準とすることで、社内の文書レベルが統一され、次第に社内の文章作成レベルが向上していく旨の説明を以前しました。 今回は、これらの資料を実際に文章作成時にどのように使用していくかについ... -
重要事項説明書・売買契約書を作成する際の手順について
今回は、重要事項説明書・売買契約書を作成する際の手順について説明していきます。 まず前提として、重説・売契等の書類を作成する際は、作成手順を決めておくことが大事です。手順を決めておくという方法は、現地調査や役所調査等の仕事全体に共通する、... -
文書表現を社内で簡単に統一させるヒケツ
不動産業では、さまざまな書類の作成が日々行われています。最近では、ワードやエクセルを使用して書類を作ることが普通であるため、どの会社でも書類作成時の漢字使用等について、作成者ごとにばらつきが出てしまう傾向にあるようです。最悪の場合、どん... -
不動産調査、重説・売契作成業務の時短術
今回は、不動産調査の時短術について説明していきます。 不動産調査で時短をするといっても、本来やらなければならないことを、やらないというわけにはいきません。 そのため、時短をするためには、調査の途中で、できるだけ悩むことなく正確な調査ができ... -
若手経営者もサラリーマンもストックを積み重ねることを意識しよう
フロー型ビジネスと、ストック型ビジネスというビジネスの類型があります。 ちなみに、現在では、ストック型ビジネスが良いとされています。 なお、不動産業ではざっくり言うと、仲介営業がフロー型ビジネスで、賃貸管理がストック型ビジネスの代表です。 ... -
不動産物件調査担当者に求められる3つの能力
不動産物件調査担当者には3つの能力が求められます。その能力とは次のとおりです。 ①調査能力②書類作成能力③営業力 ①調査能力について不動産物件調査は、現地調査や役所調査といった外出しての調査が必要になります。特に現地調査では、作業着を着て現地に... -
高学歴の求人応募者には要注意
私が出会った高学歴の転職者の話です。 その人は、日本人であれば誰でも名前を聞いたことがあるような国立大学を卒業し、不動産業界にいる人であれば誰でも知っているような有名企業に新卒で入社しました。ですが、新卒で入社したその有名企業は、入社後3... -
不動産物件調査担当者にとって最も大切な能力
不動産調査を行うことはタイヘンです。 不動産物件調査をしっかりと行うためには、次の能力が高度に備わっている人である必要があります。 ①不動産や法律に関する「知識」②多くの物件を見てきたという「経験」③一日中外を駆け回ったり、穴を掘ったりする「... -
現地調査時の未登記増減築の発見方法について
現地調査時の重要な項目の一つに「未登記の増減築がないか」というものがあります。 今回は「未登記増減築の発見方法」について説明していきます。 なお、未登記増減築を発見するためには、あらかじめ「建物図面・各階平面図」を登記情報提供サービスから... -
現地調査時にマスを開けることで分かること
中古の住宅の調査において、現地調査時に汚水桝、雑排水桝、雨水桝等を開けて内部を確認します。 ちなみに、このようなことまで、物件調査で行っている人(会社)は、あまりいないかもしれません。 今回は、「桝を開けて内部を確認することの効果」につい... -
恐怖のワニワニパニック社員について
社歴が長い社員でも、たいしたパフォーマンスを上げていない社員がいます。 パフォーマンスでいえば全社員の中でも「中の下」というところでしょうか。 このような社員は、次の2パターンに分かれます。 ①社歴が長いにもかかわらず、たいした成果をあげられ... -
実力もなしに調子に乗っている社員に、さらなる成長を促す
たいした実力もないのに「自分は仕事ができる」と思っている。 このようなタイプの社員は、私が仕事で、不動産調査や重説・売契の作成指導をしていると、よくいます。 営業担当者でいえば、会社や上司のおかげで成績を出させてもらっていることに気付かず... -
送電線下の土地の場合の注意点について
調査対象物件が送電線の下にある場合の調査のポイントについて説明します。 まず「送電線」ですが、鉄塔につながれて電気を送る線のことであり、道路に敷設されている電柱間の電線のことではありませんので、その点について勘違いをしないように読み進めて...