社員育成– tag –
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書類の誤字脱字を些細なミスだと思っている不動産業者は即刻その認識を改めるべき
不動産業者は、契約書や合意書等の書類をたくさん作成します。 ですから、私はつねづね不動産業界の仕事は「士業の仕事と同じ」だと思っていますし、部下にもそのように指導しています。 つまり、優れた不動産業者(又は担当者)は、それだけ高度な書類作... -
指示待ち人間はダメだといわれるが、勝手に動く人間よりかははるかにマシ
「ウチの社員は、いちいち指示を出さなければ動かない…」というのは、私が普段からお付き合いさせていただいている多くの不動産会社の社長がよくいう言葉です。 社長の悩みとして、「社員が自発的に動かない」というのは、とても多いです。 ですが、指示待... -
社員に期待すると潰してしまうから、期待しなくても済む会社の規模にする
自分で設立した不動産会社に、将来有望だと思える社員が入社してきてくれたときは、社長も張り切って指導したくなります。 ですが、社長自身が張り切って指導をすると、社員を潰してしまうということが往々にしておこります。 期待して熱心に指導をしたの... -
採用面接での候補者の「やる気がある」は信用してはいけない
私は、不動産業界の経営者の方をクライアントとしているのですが、その人たちから次のような話をよく聞きます。 「成長したい。不動産のことを覚えたいと言うから、採用したんだけど…。結局すぐに辞めちゃうんだよね…」 社員の採用時、社長としては、でき... -
社員が既得権を持つことで生じる弊害について
不動産会社は、初めは社長一人か、数名の社員とともに創業することがほとんどです。 そのような会社でも、少しずつ大きくなるにつれ、社員10名前後から社員ごとに役割分担ができてきます。 この役割が数年という時を経て少しずつ固定化され、かつ、さらな... -
仕事の質がモチベーションに左右される人は使い物にならない
「モチベーションが上がらないから仕事ができない」という人がいます。 ですが、仕事はモチベーションに左右されていいものではありません。 モチベーションが上がろうと、上がるまいと「合格レベルの仕事」ができる。 これがプロの仕事(お金を請求できる... -
社長が自分より優秀な人をどれだけ周りに置けるかで、会社の規模が決まる
不動産会社の社長は、独立前の会社員時代、優秀な営業マンだった人が大半です。 その人が独立して社長になり、今度は会社のトップになります。 初めは自分ひとりか、数人の社員で会社を作りますので、基本的には社長である自分よりも仕事ができる社員は周... -
今まで自分がやってきた仕事のやり方も定期的に見直しをしよう
※今回の記事は、物件調査の件が中心となっていますが、調査に限らず、全ての業務について当てはまりますので、参考にしていただければと思います。 社長と設立当初の古参社員は、事業を自分たちで組み立てていきます。 例えば、不動産業においては、物件調... -
ギリギリまで仕事をした人間でなければ、最大限のコスパは得られないという矛盾
コスパとか、タイパとか、最近よく聞きます。 私自身もコスパを追い求めている一人ですが、最近テレビなどで見聞きするコスパと、私が求めているコスパは考え方が少し違うように思えます。 ちなみに、私が求めている「コスパ」とは、仕事におけるコストパ... -
経営は経営、営業は営業、調査は調査に専念すべき理由
不動産業というのは、おもしろい業界で、不動産会社は全国に12万社以上あり、そのうち95%が社員10名以下の会社ということらしいです。 そのような業界ですから、一人で何役もの専門業務を掛け持ちしている人がたくさんいます。 不動産業界における専門業... -
突発する問題に立ち向かうために日ごろからしておく準備について
どんなに頑張っていてもトラブルというものはやってきます。 なお、トラブルには、お客様等にご迷惑をかけてしまうことで発生するトラブルもありますが、これについては、日ごろから自己研鑽をすることで、できるだけ発生しないように心掛けるとともに、そ... -
エース社員が退職を切り出すとき
経営者となると、社員の退職に関しては、サラリーマンとして勤務していたときとは比べものにならないほど敏感になります。 まして、その退職を切り出してきたのが、会社のエース社員だった場合、社長の精神的なダメージも大きいと思います。 そこで今回は... -
資格試験の勉強法について
不動産関連の資格はたくさんあり、私自身もそれなりに資格を保有しています。 その関係もあり、資格取得に関する相談を受けることがときどきあります。 ちなみに、このサイトに訪問していただいている方は、不動産会社の経営者(又は将来不動産業で独立す... -
不動産業界にたくさんいる実力も謙虚さもないおじさんの雇用について
不動産業界が特殊な業界なのか、どの業界もおおむねこのような感じなのかは分かりませんが、私がつねづね思っていることがあります。 それは「不動産業業界には実力も謙虚さもないおじさんが多すぎる。」ということです。 確かに不動産業界は「お客様のほ... -
仕事ができる社員の活かし方
パレートの法則をご存知の方も多いと思います。 念のために簡単に説明しておきますと「結果の80%は、全体の20%の要素によって生み出されている」とされるものです。 つまり「会社の売上の80%は、営業担当者のうち上位20%の者によって生み出されている... -
経営者は社員に愛情を持って厳しく接すること
「自分は社員に嫌われることを気にもしない」という経営者の方もいます。 ですが、どうなんでしょうかね。 「嫌われることを気にしない」というのは、その分だけ社員に厳しく接することができるという意味だと思いますが、私は、経営者は社員から嫌われた... -
仕事はまずマネをさせる。自分の頭で考えさせるのはそのあと
「従業員には自分の頭で考えて行動してほしい」というのは多くの経営者が考えることです。 ですが、入社当初から「自分の頭で考える」ことを従業員に求めところで、無理というものです。 社長が、社員を雇用したとき、従業員にはじめにやらせることは、自... -
社員のヒアリングの技術を最短で高める方法について
不動産業の場合、仕入営業でも、仲介営業でも、現地調査の近隣ヒアリングでも、役所調査でも、何でもヒアリングをすることで、いろいろな情報が得られます。 不動産業の業務は全て、ヒアリングによってスタートするといっても過言ではありません。 営業を... -
従業員に将来の目標を聞いてもほとんどの場合は無意味
不動産業でも、やる気がある社長だったりすると、よく従業員に「将来はどうなりたいの?」というような目標(夢?)を聞いたりします。 ですが、ほとんどの場合この質問は無意味です。無意味といいますか、逆に従業員を困惑させるだけだということもおこり... -
有能だけど決断ができない社員について
頭が良くて実務を覚えるのも早い、素直に先輩社員のいうことも聞いて、どんどん成長する。 このような社員は貴重です。 社長としても、このような社員はどんどん出世させ、いずれは社長の右腕(経営幹部)にまで成長させたいと思うところでしょう。 ですが... -
経営者こそ日報をつけるべき
日報というと「営業担当者が毎日記入するもの」だという意識を持っている経営者の方も多いと思います。 ですが、私は経営者こそ日報をつけるべきだと考えています。 実際、私も日報をつけています。 ですが、経営者がつける日報と、営業担当者がつける日報... -
不動産業界での人材育成は何が難しいのか
不動産業界は、人がよく流動します。そのため、せっかく新しく社員を採用したものの、すぐに退社してしまうということを繰り返している会社も多いです。 そのような会社では、そもそも人が定着しないので、「育成どころではない」という状況かもしれません... -
社長は社員を叱責する前に社内のインフラを整えよう
社長とは、基本的には優秀な人です。 ですが当然のことながら、社長だから優秀だというわけではありません。 少し話が脱線します。念のため付け加えておきますが、優秀とは「学校の勉強ができる」という意味ではありません。学校の勉強ができるというのは... -
社員はすぐにやる気を失うから、社長はせめてやる気を削がない行動を徹底しよう。
不動産会社は、社員の入れ替わりの激しい業界です。 特に中小の不動産会社では、社員が数か月単位で退職することなど良くあることです。 ですが「良くあること」と嘆いてばかりもいられません。 まず、採用にはたくさんのお金がかかりますし、採用するため...