不動産会社経営– tag –
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有能だけど決断ができない社員について
頭が良くて実務を覚えるのも早い、素直に先輩社員のいうことも聞いて、どんどん成長する。 このような社員は貴重です。 社長としても、このような社員はどんどん出世させ、いずれは社長の右腕(経営幹部)にまで成長させたいと思うところでしょう。 ですが... -
経営者こそ日報をつけるべき
日報というと「営業担当者が毎日記入するもの」だという意識を持っている経営者の方も多いと思います。 ですが、私は経営者こそ日報をつけるべきだと考えています。 実際、私も日報をつけています。 ですが、経営者がつける日報と、営業担当者がつける日報... -
専門家から話を聞くときのポイント
私自身は不動産会社の設立や、不動産業に関する許認可、不動産流通実務の専門家であり、それらの内容で不動産会社の経営者の方と、いろいろとお話しをさせていただくことが多いです。 なお、面談の際に「話を聞くのがうまい経営者」の方と、「なんとも話し... -
不動産業界での人材育成は何が難しいのか
不動産業界は、人がよく流動します。そのため、せっかく新しく社員を採用したものの、すぐに退社してしまうということを繰り返している会社も多いです。 そのような会社では、そもそも人が定着しないので、「育成どころではない」という状況かもしれません... -
物事を継続させるにはどうすれば良いのか
先日、不動産関連の講義を受けたときのことです。その講義をなさっていたのは有名な弁護士の先生なのですが、その先生は、弁護士歴40年超とのことでした。 何でも日弁連の会長が同期の人であったり、最高裁判事にも数名同期の人がいるのだとか。 そのよう... -
社長は社員を叱責する前に社内のインフラを整えよう
社長とは、基本的には優秀な人です。 ですが当然のことながら、社長だから優秀だというわけではありません。 少し話が脱線します。念のため付け加えておきますが、優秀とは「学校の勉強ができる」という意味ではありません。学校の勉強ができるというのは... -
仕事力アップのために自分だけのカンニングペーパーを作ろう
カンニングペーパーというと聞こえは悪いかもしれません。 学生のときのカンニングは「悪」です。ですが、社会人にとってのカンニングは、自分の記憶に頼らずにお客様などに正確な情報を伝えることができるという意味で、積極的に作成すべきです。 そもそ... -
社員はすぐにやる気を失うから、社長はせめてやる気を削がない行動を徹底しよう。
不動産会社は、社員の入れ替わりの激しい業界です。 特に中小の不動産会社では、社員が数か月単位で退職することなど良くあることです。 ですが「良くあること」と嘆いてばかりもいられません。 まず、採用にはたくさんのお金がかかりますし、採用するため... -
社員をやめさせないための工夫について
不動産業界は転職が多い業界です。 そのような業界にあっても、なかなか社員が辞めない会社も存在しています。 もちろん社員が辞めない会社の全てが良い会社かというと、そんなことはありません。 ですが、不動産会社の社長目線で見れば、新入社員にどんど... -
【不動産業界とコンプラ】「みんなやってますよ」の「みんな」って誰?
先日、ある行政書士さんが、ある不動産の業界団体が主催するコンプライアンスセミナーで仰っていた話です。「自分には、金融業界と不動産業界にクライアントがいて、金融業界の人はコンプライアンス意識がとても高いが、逆に不動産業界の人はコンプライア... -
不動産会社の社長は外部プロをうまく使えるようになろう
不動産会社はさまざまな分野のプロと連携して成り立つ仕事です。 不動産会社で関係してくるプロとは例えば、次のような人たちです。 ・司法書士:登記申請を依頼する。・土地家屋調査士:測量、登記等を依頼する。・建築士:建物の設計を依頼する。・建築... -
不動産業における専門書の読み方について
不動産はさまざまな法律が絡み合っているため、とにかく勉強することが多いです。 何を勉強しなければならないかというと、ざっと思いつくだけでも次のような内容になります。 「不動産実務」そのものや「宅建業法」に関する勉強はもちろんですが、不動産... -
従業員を適切に伸ばすために、社長があらかじめ用意しておきたいもの
多くの新人は仕事に対して消極的であることが多いです。 特に中小の不動産会社に入社してくるような新人は、年齢も30歳代半ばを超えていたりすると、その傾向も顕著だったりします。 なお、この場合の消極的とは、あまり発言等をしないということを指して... -
自分の目の届かないところにいる従業員の教育について
多店舗展開をするか否かは社長の考え方次第ですが、多店舗展開をすると「社長の目の届かないところに在籍する社員」が出てきます。 本日は、そのように離れた場所にいる社員の教育方法について説明します。 まず、前提のお話ですが、社員が目の届かない場... -
具体的な努力の方法について
努力をすることは難しい。 よって、努力ができること自体が才能だという人もいます。 確かに、スポーツや将棋のような勝負の世界で一番になるというような、圧倒的な努力を要するものには、才能が必要なのだと思います。 ですが、通常の仕事であれば、特別... -
賃貸仲介業から売買仲介業に進出したい場合
現在不動産賃貸仲介業をしている会社で、新たに不動産売買仲介業に進出したい会社もあると思います。 あるいは、勤務経験が賃貸仲介業しかないけれど、売買仲介業で独立開業をしたいという方もいると思います。 今回は、そのようにお考えの経営者(又は独... -
不動産社長のためのよろずお悩み相談室
現在、不動産会社の社長をしているあなたへ 不動産流通実務の専門家に、日々の実務での不明点や、経営、従業員の育成等についての相談をすることができます。 「日々何となく実務を処理しているが、この方法であっているのか不安」「会社を大きくしたいが... -
問題を誰に相談するかで、解決できるかどうかが決まる
人生において、又は仕事において問題が発生したとき、誰に相談しますか? 親友、親、兄弟等の近しい人に相談しているようでは、その問題はスムーズに解決されないことが多いです。 つまり、問題を抱えている人が、親友等に相談している時点で、本気で解決... -
社長が思う理想の社員像について社員は理解していますか?
社長と社員では仕事に対する意識が全く違います。 そのため、社長から見ると社員がふがいなく感じることもしばしばでしょう。 社長自身は、独立前の従業員時代、将来自分で不動産会社を経営することを目標にし、他の社員よりも優秀な成績を収めてきた人が... -
不動産業界で最小限のリスクで独立する方法
現在不動産会社に勤めている方の中には、将来の独立を視野に入れている方もいると思います。 今回はそのような人に参考にしていただきたい記事です。 まず、独立が絶対に成功するために必要な要件があるとすれば、次の3点があげられます。 ①無尽蔵にお金が... -
不動産業界とコンプライアンスについて
不動産業界でも近年コンプライアンスという言葉をよく耳にするようになってきました。 【ちなみにコンプライアンスとは、「法令順守」と訳されますが、法令だけ守っていればいいのかと言われれば、そうではなく、倫理等も含めて守っていく必要があります。... -
若手経営者もサラリーマンもストックを積み重ねることを意識しよう
フロー型ビジネスと、ストック型ビジネスというビジネスの類型があります。 ちなみに、現在では、ストック型ビジネスが良いとされています。 なお、不動産業ではざっくり言うと、仲介営業がフロー型ビジネスで、賃貸管理がストック型ビジネスの代表です。 ... -
高学歴の求人応募者には要注意
私が出会った高学歴の転職者の話です。 その人は、日本人であれば誰でも名前を聞いたことがあるような国立大学を卒業し、不動産業界にいる人であれば誰でも知っているような有名企業に新卒で入社しました。ですが、新卒で入社したその有名企業は、入社後3... -
恐怖のワニワニパニック社員について
社歴が長い社員でも、たいしたパフォーマンスを上げていない社員がいます。 パフォーマンスでいえば全社員の中でも「中の下」というところでしょうか。 このような社員は、次の2パターンに分かれます。 ①社歴が長いにもかかわらず、たいした成果をあげられ...