今回は、私が目指したいと思う人物像ついて考えてみたいと思います。
私は経営者であるのと同時に、不動産流通に関する専門家であるせいか、経営と専門性の両方を兼ね備えている人に魅力を感じる傾向にあります。
キーワードは、次の二つです。
①経営者としての能力
②高い専門性
①経営者としての能力について
まず、経営者として高い能力がある人に憧れを持ってしまいます。
経営者としての能力とは、ある程度の収入（年商・年収）が稼げていることです。
ある程度の収入を稼げる能力が、私の中では、社会人としての能力の証明だと思っているからです。
ちなみに、経営している会社の規模ですが、大組織でなければならないということは全くなく、社員数は十数人規模でも十分にすごいと思います。
むしろ社員十数人で軽やかに経営をしている人などは、カッコいいと思います。
また、ある程度の収入が稼げていることが大事だと述べましたが、ある程度の収入とは、私の中では年収4,000万円くらいからだと思っています。
このレベルになりますと、サラリーマンではなかなか稼げないレベルになってきますので、経営者としての能力の証明だと感じます。
当然、これ以上稼げる人は世の中にたくさんいますが、私の中ではこれ以上稼げるからと言ってもその人の魅力が大きく上がることはないと思います。
要は私の中では、年収4,000万円も稼げれば、年収的にはMAXの点数であり、それ以上年収を上げられたからと言っても点数を上げようがないということです。
なお、年収が4,000万円まで到達したとしても、仕事に忙殺されるようでは、魅力は半減してしまいます。
時間についての理想は、自分の実働時間として、一日1時間から2時間程度で済むよう組織を作り上げている方こそ、経営者としての能力の高さが伺え、カッコいいと思ってしまいます。
②高い専門性について
①の経営者としての能力が高いだけだと、単にお金儲けがうまい人だという考え方もできます。
ですが、自分自身も何らかの高い専門性を有しているという人に私は大きな魅力を感じてしまいます。
具体的には、次のようなパターンが考えられます。
・優れた技術を持つ医師が、病院経営でも成功する。
・一流の弁護士が、事務所経営でも成功する。
このように、自分自身も何らかの高い専門性を持つ「一流の職人」でありながら、経営者としても一流の能力を発揮するというパターンです。
おそらく達成していく順番としては、②の個人として高い専門性を身につける段階を経て、①の経営者としても成功するという流れになるのが通常でしょう。
上記の①及び②を踏まえた上で、更に一つ付け加えておきます。
③できるだけ外見がカッコいいこと。
外見のカッコよさとは、芸能人のように端正な顔立ちをしているというようなことではありません。
過度に痩せたり太ったりしていないとか、不潔さを感じさせるような身なりをしていないとか、その程度のことです。
過度に太ったり痩せたりしないためにも、できるだけ運動習慣を持っていたいものです。
なお、ときどき経営者の方で、トライアスロンを趣味にしているというような話を聞きますが、トライアスロンでは、さすがに運動強度が高すぎますので、そこまでする必要はないと私は思っています。
定期的に筋トレをし、バランスの良い食事を心がけ、しっかりと睡眠をとることで体形は維持できるでしょう。
また、服装ですが、何を着るのか考えるのが面倒だという人もいると思います。
そのような人は、同じタイプを何着も用意して、その服を着まわせば良いと思います。
最後に、これは性格的なものですが、やっぱり「ある種の軽やかさ」のようなものを持っている人をカッコいいと思います。
ある種の軽やかさとは、最悪会社を潰してしまっても「自分の身ひとつ（専門能力）のみでも、十分に家族を守っていける」というような自信が根底にあり、かつ、「健康な体」を維持しているからこそ、持てるような気がします。
その最たるものが、「別に英語でも仕事ができるし、アメリカの方が今の自分の専門能力は高く売れそうだ。それも面白そうだな」みたいな状態なのかもしれません。
以上が、私が「この人カッコいいな～」と思ってしまう人のタイプです。
言語化してみて思うのは、自分がカッコいいと思うタイプの人とは、やっぱり「将来自分が達成したい姿に近づいている人」なのだと思います。
当然、このような人は「あまりいません」が、探してみると「意外といる」ということに気が付きます。
なお、木村拓哉さんのような純粋にカッコいい人や、大谷翔平選手や井上尚弥選手のようなプロスポーツ選手をカッコいいと思うのは当然のことですが、彼らのようなオンリーワンの人を、私が今更目指すこともできませんので、別次元の人として、純粋にテレビを見て「カッコいいな～」「いい試合だな～」と思うだけとなっています。
